溝の深さが充分であるかをスリッピング・サイン(ウェア・インジケータ)などにより点検してください。
スリップサインとは・・・
タイヤの使用限界サインで、残り溝が1.6mm以下になると現れます。
スリップサインが現れたタイヤは大変危険なため法律上使用出来ないことになっています。
タイヤサイドに▲印がある設置面にあります。
タイヤの設置部のたわみの状態により、空気圧が不足(または過多)していないかを点検して下さい。
空気圧は・・・
低過ぎても高過ぎてもいけません。カーメーカーが指定した空気圧に調整しましょう。カーメーカー指定の空気圧は運転席ドア開口部に明記されています。空気圧はタイヤが冷えている時に測定しましょう。
タイヤの設置面に極端にすり減っている箇所がないかを点検して下さい。
偏摩耗とは・・・
設置面中央部分だけが極端に摩耗した「センター摩耗」や
、ショルダー部分が極端に摩耗した「片減り」などを言います。変摩耗を予防するにはローテーションを適切に行なうことが大切です。
タイヤの全周に著しい亀裂や損傷、クギ、石、その他の異物が刺さったりしていないか、またサイドや溝の底にひび割れがないかを点検して下さい。
タイヤは劣化します・・・
タイヤはゴム製品のため、経年変化を起こし、時間とともに劣化しますから、古くなったタイヤはひび割れを発生します。溝が残っていておひび割れが発生したタイヤは要注意です。